壱岐の空き家を改修して魅力的に
壱岐にあるボロボロになった空き家を3日かけて改修
10月15日土曜日から10月17日月曜日までの3日間、長崎県の壱岐市にある父親の実家の空き家の改修をしました。親戚のおばさんが高齢者施設に入居して以降、数年管理ができておらず台風などで前面の外壁のベニアが剥がれたり、欠損したりしており近隣の方へ安全面や景観の面でご迷惑をおかけしておりました。台風のたびに破片が飛んでは近所の方に片づけていただいている状況でした。
壱岐は島ですが、ここは漁港近くの住宅の密集しているエリアです。またこの空き家がある芦辺浦エリアは壱岐の中でも若い方たちが中心となって、空き家を修繕して移住者向けの住宅にしたり、魅力ある宿泊施設や飲食店などを展開しているエリアの一角です。この外壁の状態を知ってからは早く修理して、地域の安全と景観を損なわないようにしようと思いました。
そういうわけでこの3日間、親戚のおじさんと一緒に空き家の改修を頑張っていました。①地元の建設会社にボロボロのベニア板をトタン板に張り替えしてもらい、②2階の窓枠や手すりを自分たちで塗装し窓ガラスに飛散防止フィルムを貼りつけ、③空き家内のゴミの片づけなどをしました。そして3日かけて仕上がったのがこちらの写真となります。自分で言うのもなんですが、外観だけはかなりきれいになったと思います。ゴミの片づけはかなり残っていますがまた近いうちに壱岐に来てやろうと思います。
壱岐市の定住促進は手厚い
今回壱岐のお話をしているのですが、壱岐市では定住促進の補助金などが多数あります。移住者には住宅取得や空き家のリフォームの補助、賃貸の補助、引っ越しの補助などあります。移住者の方たちはこういった制度を活用しております。こちらの移住者向けのページでは移住者の方の様々な体験談などが載っています。壱岐は福岡へのアクセスも良く、買い物するお店もたくさんあります。ドラッグストアやスーパーも多数あり、イオンや24時間営業のコンビニまであります。車があってこそですが生活の便利は良いです。海鮮や壱岐牛など食べ物もおいしく人も温かなところです。風光明媚で海で釣りやマリンスポーツも楽しめます。壱岐への移住に興味があればぜひリンク先をご覧ください。
壱岐で行われている空き家改修計画
前述の父親の実家は壱岐市の芦辺町芦辺浦にあり漁港のある住宅密集地ですが、若い方が島外に出て住民の高齢化が特に進み、たくさんの空き家があるエリアです。地元や移住者の若い世代の方たちが「たちまち」という芦辺浦を活性化するプロジェクトをやっています。空き家の調査、所有者とのコンタクト、利活用の提案、空き家のリノベーションなどを行っています。移住者が居住し事業を行って新たな風を取り入れたり、子供たちが輝ける魅力あふれるエリアにしたり取り組まれています。
空き家改修の間に私が利用した宿のみなとやゲストハウスさんとCHILITOLI 自由食堂さんも古い空き家を改修して魅力ある雰囲気になっています。全国各地から様々な面白い方が集うゲストハウスと壱岐でこんな趣向を凝らしたメニューがあるんだと思うスパイスの効いたメニューのある食堂でした。食堂の横はたちまちの活動拠点となっています。芦辺浦には他にも空き家を改修した魅力的な建物があるのですが、私自身の空き家の改修作業やごみの片づけが想像をはるかに超えるほど時間がかかり、見る時間が取れませんでした。私は壱岐や芦辺浦の魅力を再発見したので、今後も頻繁に訪問しようと思います。