解答復元は迅速に
試験が終わったらもう一仕事
税理士試験1日目、2日目受験の方お疲れ様でした。3日目の方の明日のご健闘を願っております。さて税理士試験の自身の受験科目がすべて終わったら、まず一休みしたいかと思いますが、私は試験が終わった後は家に帰る前にTACの自習室へ行って解答復元をしていました。解答復元はとにかく本試験で書いたものと限りなく近い形で復元することです。復元したものが本試験の解答と異なっていたら、予備校の解答速報で自己採点をしてもその精度は落ちてしまいます。私は下記2点のポイントに気を付けていました。
解答復元のポイント
(1)試験が終わったら記憶が正確なうちにできる限り早く復元する(最低でも最終科目が終わった後の当日中)
(2)自身の記憶が上書きされないように解答復元までは解答速報や教材、インターネットの書き込みなどは見ない。
※くれぐれもすべての受験科目が終了してからやってください。受験科目が残っている場合はその科目に全力を注ぐべきです。
自己採点する際は心も周りもきれいな状態で
解答復元した後、大手予備校などが随時解答速報を出すかと思います。散らかっているところだと心がすさみやすく、運も遠ざける気がするので、自己採点は自身の部屋や身の回りは片づけておくとよいです。また私の場合は自己採点と科目合格の結果や官報に自分の名前が載っているかの確認の際には、毎回自宅から1時間ほどの太宰府天満宮に参りました。そこでも敷地内や参道にゴミなど落ちていたら拾ってからお願いをして自己採点や合格発表を見ていました。お願い事をするのに目の前のゴミをそのままにする人と、目の前のゴミを拾ってきれいにする人はどちらのお願いを聞いてくれるかを考えたからです。同じようなことをされる方がいるかはわかりませんが、コロナの影響で神社等の閉門が早くなっているかもしれないので、ご注意ください。なお去年の自己採点の際には予期せず閉門していたので、一番近づけるところでお願いしました。
採点を終えたら
採点を終えたら予備校の講師の相談会や予備校の合格ライン(少し経ってからの予想点数の修正や各問題の正答状況を含む)、受験生仲間やSNS、ネット掲示板の内容も見ていました。ネットの掲示板はどこまで本当かは分かりませんが本当のことを書いていると思われるものを中心に参考にしました。(あくまでも主観です。)次にどの科目を取るか決めたら、そのあとはあまりネット掲示板の声などに一喜一憂せず、合格発表までは自身の判断を信じて選んだ勉強を頑張りましょう。結局合格発表で合格しているかしていないかの事実が分かります。それまで不安になっても結果は変わりません。不安でいると新しく始める勉強の生産性に影響が出るので、そこはうまく切り替えましょう。科目選びの話はまた今月中に記事を書こうと思います。