税理士登録の官報の掲載日は教えてもらえないので調べる方法等
税理士登録から税理士情報検索サイト掲載まではけっこう時間がかかる
税理士登録が完了した日から晴れて税理士として認められ税理士としての独占業務なども実施できるようになります。一般の人がこの人が本当に税理士かどうか確認する方法は、税理士情報検索サイトにて検索をする方法が一般的ですが、掲載までに結構時間がかかります。私の場合は税理士登録が8月26日でしたが税理士登録検索サイトで検索できるようになったのが本日9月16日でしたので3週間かかっています。他に税理士かどうか調べて分かるような方法では、官報の掲載や各地の税理士会の会員情報などがあります。官報の掲載も本日9月16日でした。毎回同じ日付とは限らず前後することもあるようです。また私の所属する九州北部税理士会の西福岡支部のページには9月7日とけっこう早めに掲載してもらえました。こちらは各税理士会や各支部ごとに日程はばらばらと推測されます。
官報の掲載日は教えてもらえない
税理士登録が完了すると官報に「税理士登録者公告」が載りますが、いつ掲載されるかは教えてくれません。また地域の税理士会や日本税理士会連合会などに電話しても掲載日程がすぐに分かるような伝達はされていないようで、だいたいこのくらいの時期に載ることしか分かりませんでした。そんな中良い方法を見つけました。福岡大学図書館さんの調べものリンク集に紹介があった官報目次検索を使いました。キーワードに「税理士登録」などを入れて期日を指定して検索すれば、既に刊行されているものの目次は検索できます。この検索で本日の官報に掲載があるのが分かりました。その他の掲載でもどの日に掲載されたか調べるのに参考になりますね。掲載1か月以内であればインターネット版官報で無料で掲載内容は確認できます(こちらは無料版では検索機能がないです。)私は官報は紙で手に入れたかったので、早速福岡天神にある官報販売所へ行って購入してきました。お店によって異なるかもしれませんが、このお店では過去の官報は半年分は売り切れるまで置いているそうです。
対外的に税理士登録がすぐに分からないと困ること
大きく困ることは2つあります。まず1つ目ですが、前述の通り公のサイトで税理士登録が確認できないと本当に税理士なのか疑われます。2つ目は1つ目にも絡むのですが税理士登録が確認できることが契約の要件になっているサービスがいくつかあります。例えば弥生会計ではPAP会員になる際に税理士として登録されているかを税理士登録情報サイトから確認しています。登録したての場合は掲載されていないので、税理士登録日の確認をされました。いろいろなケースで公のサイトにまだ載っていない間は、「税理士登録通知」、「税理士証票」、「税理士会会員章(バッジ)」などを見せて理解してもらうケースが出るかもしれません。個人事業者用の銀行口座を作る際にも、 「税理士登録通知」、「税理士証票」 を持っていきました。個人の口座も昔よりはいろいろと確認されるのですが、こちらを持って行ったのでスムーズでした。
私が税理士であることが分かるまでの日程の振り返り
私の税理士登録日は2021年8月26日でした。コロナ禍ですのでいろいろとイレギュラーなことがあります。
8月25日 地元の九州北部税理士会から入会式の延期の案内が届き、その中に「8月26日付で税理士名簿に登録される見込みですので、同日以降は税理士登録を行えます。」の文言あり。この文言だけで税理士になったと言えるのかと判断に悩む。
8月26日 税理士登録完了 (当日中に私に正式な書類や案内だどはない)
8月30日 朝 あまりに通知が来ないので、九州北部税理士会の登録課にメールにて正式に登録されていることを確認
夕方 税理士登録通知到着( コロナ禍で 東京から福岡まで普通郵便が相当遅れている模様)
8月31日 税理士証票、税理士会会員章(バッジ)を佐川急便で受領。
延期されなければ9/1の入会式で受領されるはずだった。
9月7日 九州北部税理士会西福岡支部のサイトに掲載される
9月16日 官報にて税理士登録者公告が掲載、税理士情報検索サイトで検索可能になる