【開業記録】開業後1か月未満でfreeeで★1つになりました
freeeアドバイザーになる最大のメリットは集客力アップ
クラウド会計freeeの導入メリットは会計の自動化やクラウド化による効率アップやリアルタイムでの経営状況の把握などありますが、税理士事務所や会計事務所が導入する上での一番のメリットは集客力アップだと思います。私自身まだ開業したてなのでそのメリットは受けれてません。しかし私は開業以前からfreeeを導入している近隣の先生方に連絡を取ってお会いして、その状況などを聞き導入を決めました。導入した先生方は2年目以降にはある程度顧客数を増やしてそれ以降順調なようにお見受けしました。freeeで顧客が増えると思う理由は、アドバイザーになるとfreeeから顧客紹介サービスがあること、検索上位に来る「税理士検索freee」に掲載されること、そしてそのサイトに自身のサイトが被リンクを受けるのでSEO対策になることと思います。またfreeeの帳簿作成スタイルが税理士業界では敬遠されているので、経営者には多く選ばれているのに比べて、税理士にはあまり選ばれておらず、税理士事務所としてはライバルが少ないのでチャンスと思います。その代償として、私自身がこの特殊なツールを使いこなせるようになる必要があります。
freeeアドバイザー制度は認定が厳しくなった
2020年7月にfreeeは認定アドバイザー制度をリニューアルしました。以前は説明会とイベント参加だけで認定アドバイザーになれました。認定アドバイザーの数は増えたものの、登録しただけの方も多くそのアドバイザーの質に問題が出ていたそうです。現在のアドバイザーの認定要件は下記の通りです。
【認定アドバイザー制度の認定要件】
・会費の支払
・個人資格1種類合格
・freee導入先3件以上
※会費を払っただけでは制度加入者にしかならず、税理士検索freeeの検索や顧客紹介サービスも利用できません。
個別で進み方は異なるかと思いますが、私自身のスケジュールは下記のようになります。本日一つ星アドバイザーに認定されました。
【スケジュール】
8月24日 ZOOMでfreee認定アドバイザー新規説明会参加(税理士登録前に説明会参加可能)と制度加入申し込み(支払)
8月26日 税理士登録と開業
8月27日 新規担当者とZOOM面談 その後の研修スケジュールなど設定
8月31日 研修担当者とZOOM面談 その後の研修スケジュールやアドバイザー認定までの道筋を確認
9月3日 支払金額の安い記帳代行プラン(3社分)を契約
9月9日 基礎研修1回目(受験時間を含めて4時間弱)当日中にPC受験「会計freeeエキスパート」合格
9月14日-16日 基礎研修2回目-4回目(各回1時間から1時間半程度)
9月15日 研修担当の方とZOOM面談
この時点で自身の事務所と顧客2件の合計3件でfreeeを導入したので3つの要件を満たしたので「認定アドバイザー」になりました。導入実績のうち1件は自身の事務所でOK。
9月18日 PC受験「人事労務freeeエキスパート」合格 ※必須ではないです。ポイントを増やすため(後述)
9月23日 1つ星認定アドバイザーに昇格
【注意事項】
私は短い期間で研修日程を詰め込んでいますが、研修日程はあまり多くないため、そこを逃すと数週間後になってしまうこともあります。早くステップアップしたければとにかく早い日程で詰め込むことです。研修アドバイザーの方にもこんなに早い日程で進まれる方は少ないと言われました。
研修だけでは★がつかなかったのでもう一つ試験を受けました
認定アドバイザーになる要件は上述の通りですが、アドバイザーランクの★の数はfreeeの設定したアドバイザースコアに基づきます。顧客の導入実績(プランによってポイントが変わる)と資格試験のポイントの合計のスコアで★がきまします。認定アドバイザーになったからにはすぐにでも★を1つは欲しいのですが、1つ星になるにはアドバイザースコアが8点以上必要です。基礎研修で受けた「会計freeeエキスパート」合格は5ポイントで自身以外の記帳代行プラン導入は一番小さい1ポイント×2なので合計で7ポイントにしかなりません。そこで研修担当者に勧められた「人事労務freeeエキスパート」試験を受けました。「人事労務freeeエキスパート」は「会計freeeエキスパート」の半分くらいの範囲で量が少ないですが、同じく5ポイントを獲得できます。人事労務の概要の復習と人事労務の機能確認も含めて受験することにしました。合格したことで12ポイントとなったので8ポイント以上となり★を1つつけることができました。次の★2つになるには30ポイント以上となります。ポイント加算は顧客を増やすことと資格ポイント「会計freee上級エキスパート」の合格(10ポイント加算)で可能です。顧客数を増やしつつ自身のブランディングも進めればと思います。