平田光徳税理士事務所

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開業税理士がfreeeを導入しアドバイザーになるメリット・デメリット

はじめに

私の事務所に導入しているクラウド会計ソフトfreeeですが、税理士業界では既にかなりの知名度はありますが良いことも悪いことも色々聞きます。私は創業当初からfreeeを導入してほどなくして認定アドバイザーにもなりました。freeeへ会費を支払い、個人資格に合格し、freee導入先3件以上になるとfreeeから認定アドバイザーとして認めてもらえます。開業前に働いていた事務所はアドバイザー登録もしておらず、ごく一部限られた処理でfreeeには触れてはいましたが、ほとんどの機能を開業してから習得しました。1年弱利用した中で開業税理士がfreeeのアドバイザーになることの良い面も悪い面も含めてまとめてみました。なお私個人の一見解ですので、いろんな方から情報を入手してfreeeを導入すべきか判断されることをお勧めします。

freee導入とアドバイザーのメリット

1.アドバイザーになるとfreee税理士検索にアドバイザープロフィールページが作成できます。

→効果① freee税理士検索からの問合せがある可能性があります。問合せ方法には個別のアドバイザーページへの直接問い合わせと、利用者がfreeeに依頼して税理士を紹介してもらう代理問い合わせがあります。

私の場合は開業10カ月で直接問い合わせ4件、代理問い合わせが5件ありました。代理問い合わせの数はエリアでの競合や、対応できる業務の量などのマッチングで人により差があると思われます。他の会計ソフトでは導入によってこれほど問い合わせがあることはないと思います。

→効果② freee税理士検索のアドバイザーページから自身のホームページへのリンクを貼ると、評価の高いサイトから被リンクがあるので、ホームページが検索で上位に出やすくなります。他のソフトにも対応税理士のページはありますがこれほどの効果はないと思います。

2.導入している税理士事務所が少ないのでブルーオーシャンです。

freeeはユーザーへの広告戦略がうまいので、業界シェアやユーザーの数はかなり増えていると思います。しかしながらfreeeはこれまでの会計ソフトとは使い勝手が大きく違ったり、業界で悪い評判(後述のデメリット)もあったりで導入することに躊躇する税理士事務所が多いです。福岡県で言えば私がアドバイザー登録した時からもアドバイザー税理士の数はほんの数件しか増えていません。

3.クラウド×AIを活用したリアルタイム記帳ができます。

→効果① うまく運営できればクラウド上での資料回収やAIで自動記帳、請求から回収までの入力などの一連化などにより作業効率やチェック効率が上がります。

→効果② うまく運営できればほぼリアルタイムで帳簿を作成でき、顧客の経営分析の迅速化などの顧客満足につながります。

freee導入とアドバイザーのデメリット

1.税理士が関与していないと帳簿がグチャグチャに仕上がることが多く手直しや指導に相当の工数を要します。

→理由 下記の写真のように初めての方にも簡単に作業できると謳っているので、実際に多くの未経験者や簿記知識がない方も手軽に始めております。ただし私がこれまで見てきた中ではこれらの知識がない方が入力するとその多くは銀行残高すら合っていない、現金がマイナス残高、二重計上、債権債務の消込がうまくいっていない、損益に影響する科目の間違いなどが多いです。ちなみに簿記3級などを持っている方ではきちんと運用できている方もいました。

→対策 freeeはアドバイザー向けにいくつもの相談会を実施しており、ぐちゃぐちゃ帳簿の立て直しをテーマにしたものもあるのでそれを参考にすると立て直しはできます。しかしそれでもそれなりに工数はかかります。一度立て直しして制度設計をしっかりすれば手直しの少ないものになっていくとは思います。

2.これまでの会計ソフトとは設計が違い過ぎるので習得するのに時間がかかります。

→対策 アドバイザーになるための資格取得の勉強や操作方法についてのマニュアル、チャットでの質問などもできるので、ある程度時間はかかりますが初心者税理士でもITに相当疎くなければ使えるようにはなると思います。またfreeeのアドバイザー相談会やアドバイザー同士の交流の場であるマジカチなどで情報を得ることも可能です。

3.ユーザーのすそ野が広いので客単価が低くなる可能性があります。

→理由 「スモールビジネスを、世界の主役に。」とfreeeはかかげており、サラリーマンの副業、個人事業主や小規模の法人などの利用も多いです。事業規模が大きくない場合には必然として税理士報酬にそれほどお金を出せないことが多いです。

→対策① freeeの入力の制度設計をしっかり作ることで将来は工数を少なくして単価が高くなくても採算があうようにします。私自身も日々模索中です。

→対策② 最低受け入れ価格を決めておきます。

これは導入する税理士の方の判断によります。客単価を高くしたいからクラウド会計はやらないという税理士の方もいます。私の場合は最低価格帯を日々模索はしておりますが、税理士の標準的な料金の感覚に比べれば安いとは思います。採算が取れる中でできる限りスモールビジネスを応援したいと思っています。

おわりに

まだfreeeを利用して1年もたたない若輩者の私見のため、キャリアの長いアドバイザーからはそれは違うと思われることもあるかもしれません。この記事はfreeeをほとんど使っていなかった私がfreeeアドバイザーになって思っている点についてメリット、デメリットをそれぞれ3つ書きました。本当はメリットもデメリットももっとあるのですが、伝えたいことを絞ってこのくらいにさせて頂きます。開業税理士の方のfreee導入の是非の一助になれば幸いです。

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